私ども細川流盆石は、平成22年4月1日をもって「一般財団法人 細川流盆石」を設立しました。法人を設立した目的は、江戸時代から受け継がれた盆石の伝承及び普及を通じて、日本伝統芸術のひとつとしての文化の保存,振興に寄与することを目的として、次の事業を行なうことです。
- 講座開催による技術伝承
- 指導者の育成
- 機関紙の発行と継続
- 盆石展の開催
- 盆石紹介による国内及び海外における国際交流
- 歴代家元の作品保存
- 盆石に関する古書の保存
- その他当法人の目的を達成するために必要な事業
財団法人を設立しまして、初年度の事業として、平成22年9月22日より26日まで、「細川流盆石百年の歩み」と題して、東京銀座画廊にて、全国展を開催しました。
明治43年5月に、全国各地の景勝地を描いた「かつらの巻」を初代勝野博園が,版図として発行してから平成22年で丁度100年目に当ったからです。
細川流盆石としては、明治43年(1910)からのこの100年を超す技術の伝承の流れを、皆様にご理解いただくために、今後とも、一般財団法人 細川流盆石の会員として、上記の目的に沿った活動を展開していく所存でございます。
皆様のご教示、多大なご支援を賜りたくお願い申し上げます。
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