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              - 講座開催による技術伝承
              
 - 指導者の育成
              
 - 機関紙の発行と継続
              
 - 盆石展の開催
              
 - 盆石紹介による国内及び海外における国際交流
              
 - 歴代家元の作品保存
              
 - 盆石に関する古書の保存
              
 - その他当法人の目的を達成するために必要な事業
            
  
             財団法人を設立しまして、初年度の事業として、平成22年9月22日より26日まで、「細川流盆石百年の歩み」と題して、東京銀座画廊にて、全国展を開催しました。 
             明治43年5月に、全国各地の景勝地を描いた「かつらの巻」を初代勝野博園が,版図として発行してから平成22年で丁度100年目に当ったからです。 
            細川流盆石としては、明治43年(1910)からのこの100年を超す技術の伝承の流れを、皆様にご理解いただくために、今後とも、一般財団法人 細川流盆石の会員として、上記の目的に沿った活動を展開していく所存でございます。 
             皆様のご教示、多大なご支援を賜りたくお願い申し上げます。 
             
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